忘れんボウなオイラのための、いろんな記録デス。
クリスタルスカルの魔宮 
2008.07.31 Thu 
『ディズニーシーでインディ・ジョーンズに乗りたい』

これは、ミッケが今回日本で実現させたい夢だった。
  
子供の頃から何度も見て、インディに憧れていた少年ミッケは、
日本に来たらぜひ体験したいと思っていたらしい。

日本に来る前に、映画の最新版をチェックし、
童心に返って、ワクワクしながら
幻のクリスタルスカルを見に夢の王国に乗り込んだ。

期待通りの興奮大スペクタクルアトラクションだったようで、
テンションもすっかりアゲアゲである。

その後も様々なアトラクションを楽しんだ末、
夜のシーサイドでうっとりと景色を楽しむオイラたち。

あぁ・・・
    頬をなでる潮風が心地いい・・・
                   なんてロマンティックなのかしら・・・
  ルルルル〜〜〜〜♪


・・・って、

ウギャーーーー!!


(以下18禁!)
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キム子、表参道でショッピングの巻。 
2008.07.29 Tue 
2週間の夏休みをオイラと日本で過ごすべく来日したミッケ。
ところが、「ニホン、ちょー楽しそぉ(はぁと)」と、ミッケの幼馴染のキムチくん(仮名)とその彼女がミッケの後を追って、ノープラン&ノリだけで緊急来日。
右も左もわからず、やる気もない、そんな迷惑カップルの面倒を見るオイラとミッケ。
                                      一気ヨミはコチラから
*******************************

表参道で買い物をしたいというキムチカップルを連れて、
オイラとミッケは、原宿〜渋谷をウロウロしていた。

キム子は「土産にキモノを買いたい」と、
ファッションストリート表参道にいるにもかかわらず、
いきなり面倒くさい要求をかましてきた。

そういう『ザ・観光客』な用事は、京都あたりで済ませてきてほしかった。

そもそも身長178センチのキム子なんて、日本人用の浴衣ムリだし、
メンズでもLかXLじゃないとムリなのだ。

それでもとりあえず知恵をしぼり、ユニクロをチェックした。

予想通り、ガイジンの土産モノに丁度いいと思われる浴衣がたくさんあったのだが、
ナニゲに発したオイラの激しく余計な一言のせいで、
この後数時間、キム子の浴衣探しの旅に付き合わされるとは思いもしなかった。

オイラ:「おぉラッキーじゃん、浴衣ちょっと値下げしてるよ!
     浴衣ってわかる?夏用のキモノのことだよ」

キム子:「てことはコレって外出用なの?」
オイラ:「外出してもいいし、家で着てもいいんだよ」
キム子:「じゃあ買わない。アタシは家で着る用のがほしいから」
オイラ:「(家でもいいって言ったじゃん・・汗)家用って何?」
ミッケ:「温泉とかにあるやつのこと言ってるんじゃないの?」
オイラ:「あぁ・・・・(汗)じゃあそういうの探してみようかね」

事前にキム子のニーズを知っていれば「家用である」と強調できたのに・・・。
オノレの失言を激しく後悔するものの、時すでに遅し。

仕方なくユニクロを後にしたオイラたち一行は、
丸井や西武などを訪れたが店員さんの説明はどこも同じだった。

彼らはキム子を見た瞬間「お土産用ですよね?」と光速レスポンス。
やはり同じような観光客は多いのだそうだ。
ニーズは共通して、
「着付けが面倒だから、ガウンのように羽織れる旅館タイプのもの」
らしい。
要は帯の部分がヒモになってるやつってことですな。

で、結論から言うとそういうのは売ってない。
オーダーで仕立てになるが料金は3万以上するから土産向きではない。
そんなときに彼らがオススメするのはやはりユニクロと浅草の仲見世だそうだ。
                           ほらぁーーーユニクロキターーーー!!!
先ほどのユニクロの一件をオイラが説明すると、
彼らは「それならば仲見世に行ったほうがいい」と言っていた。

浅草は皆様ご存知のとおりのクオリティだが、
安いしサイズも大きく、ガイジン好みの派手なやつが多いので、という理由らしい。
そこならキム子のニーズ通りの『キモノ』があるのでは?とのことだった。

これをキム子に説明したところ、
「えーー浅草?きのうキム男と行ったんだよね〜。
 でも今から行くのめんどくさいから、やっぱもういいや」

あっさり断念。

こうしてキム子の不毛な浴衣探しの旅は終わり、
もはや浴衣にキョーミすらないようで、他の服を見ることにした。

うだるような暑さと人ごみの中、ウロウロし続けた挙句、
キム子が気に入った店は、
世界的チェーンストア『トップショップ』。
実際に買い物をした店は、
世界的チェーンストア『フレンチコネクション』である。

彼女がわざわざ表参道に来た意味・・・・全くなし。 ゴォーーーーーーーン・・・

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KYカップルin寿司屋 
2008.07.25 Fri 
ミッケと一週間かけて、大阪〜中部北陸を旅したオイラ。

二日のブランクを経て、ついに、
キムチカップルとミッケ、オイラ、と4人全員が東京に集合した。
        キムチカップルと旅についてはコチラから順にどうぞ

「東京に来たら寿司を食べたい」というキムチカップルのために、
オイラは渋谷の回転寿司屋に連れて行った。

キム男は、基本的に魚介類がダメなのだが、
「エビ以外は、がんばれば食べられる」
と、スウェーデンで食べたことのない魚にチャレンジしたいと意欲を見せていた。

キム子のほうは、相変わらず能天気で、
「ローリングスシ楽しみ〜!何個食べられるかしら〜 きゃは(はぁと)」
と、こちらも意欲を見せていた。

いざ着席。
着席と同時にいつもの展開が始まった。

テキパキとお茶と箸を準備するオイラとミッケ。
そのいっぽうで、キムチカップルは・・・

キム子:「きゃ〜まわってるぅ〜〜♪」
キム男:「写真とろ〜♪」
・・・5分経過。

キム子:「あの魚なにかしら〜」
キム男:「英語のメニューないの〜?」
・・・30分経過(体感時間)。

はよ食え!!!!!

『最初の一口はゲスト(キムチたち)が箸をつけてから・・』
なんて、ちょっとでも気を遣ってしまった自分に激しく後悔。
相手はKY世界王者であることを忘れていた。

そんなわけでオイラとミッケは食べたいものをどんどん食べ始めた。

それを見て、思い出したかのように動き始めるキムチカップル。

キム子が最初に手に取ったのはツナマヨ軍艦。
『へぇ〜 キム子チャレンジャー』
と思ったら、
キム子:「ねぇねぇオイラ、コレなに??」
オイラ:「ツナマヨだよ」
キム子:「あ、そうなんだ、じゃあ違うのにしよー」

・・・・ってオイ!!!戻すな!!!

慌ててルールを説明し、キム子にツナマヨを食べさせるオイラ。

隣のキム男はいつまでたっても皿を手に取らず、
目の前を流れる寿司を眺めている。

オイラ:「大丈夫?何か食べたいネタないの?」
キム男:「うーーん・・・サーモンってどれ?」

はいはいサーモンねーーー。
てゆーかサーモン寿司はスウェーデンにもあるよねーーー。
                  (むしろサーモンしかないですよねー)
それぐらい見分けつかないかなーーー???

オイラ:「おいしい?」
キム男:「うん、おいしい♪ねぇマグロってどれ?」

お?キム男やっとエンジンかかったか?
親切にマグロを取ってやるオイラ。

キム子:「ねぇねぇオイラが食べてるやつナニ??アタシもソレ食べたい!」
オイラ:「イクラだよ?大丈夫?サーモンの卵よ?コレ一粒試してからにしたら?」
キム子:「アタシはサーモンなら子供の頃から食べてるわ、卵だって大丈夫よ!」

オイラの忠告をふりきってイクラ軍艦をオーダーしたキム子。

勢いよくほおばったその瞬間、キム子の顔色が変わった。
キム子:「・・・(汗)。これ残りの一貫、オイラにあげる」

ほら〜、だから一粒試せって言ったのにーーー。

オイラは、キム子にもらったイクラ軍艦を思いっきりおいしそうに食べた。(←ヤな奴w)

その頃キム男は、何を食べていたかというと。

サーモン、マグロ、サーモン、サーモン、サーモン、サーモン。

・・・えーっと、誰ですか?
スウェーデンにはない魚にチャレンジしたいと言っていた人は??
              (マグロもスウェーデンで食べられますよねーーー???)
結局キム子もイクラ軍艦に撃沈し、その後サーモンばかり食べ続けていた。

彼らがわざわざ日本で寿司を食べた意味・・・たぶんなし。  チーーーーン・・・

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能登空港 
2008.07.23 Wed 
一週間かけて大阪〜中部北陸を巡ったオイラとミッケの旅も、
いよいよ輪島で最終日を迎えた。 旅の経過はコチラから

今日はオイラの都合で、自分は能登空港から飛行機で東京に戻り、
ミッケは電車で広島に行き、キムチたちと合流して一泊する予定である。

オイラたちは早めに起床し、能登空港に向かった。

一歩空港内へ入ると、なぜか空港じゅうに演歌が流れている。

「ハハ・・・地方の空港っておもしろいね〜
 こんな大音量で演歌流しちゃうんだね〜」

「しかも、同じ曲エンドレスだよね、アハハ〜」

などと語らいつつ、オイラちは空港内のレストランに向かった。
昨夜の食事が質素だったため、朝っぱらからミートソースのパスタをオーダーする。

パスタをくるくる巻きながら、甘酸っぱく旅を振り返り始めるオイラ。

「ねぇねぇ、一週間の旅の中でどこが一番楽しかった?(はぁと)」
                ♪さ〜くら太鼓ぉにぃ〜送らぁれて〜〜〜

「ねぇねぇ、神戸牛と飛騨牛おいしかったね(はぁと)」
                ♪能登ぉぉぉ〜〜〜空港ぉ〜〜〜〜

「ねぇね・・・♪能登ぉぉぉ〜〜〜空港ぉ〜〜〜〜

しつこいよこの歌!!!!(泣)

繰り返すが、空港じゅうどこに居てもこの歌である。
しかもよく聴けば、能登空港の歌らしい。

結局ムードもへったくれもなくパスタを食べ終え、
ミッケを金沢行きのバスに乗せ、搭乗ゲートに向かったオイラ。

ゲートで空港職員の人が小さな紙袋で手土産をくれた。ラッキー♪

搭乗を待つ間、一体何回聴いただろうか。
例の能登空港ソング。
機内で『翼の王国』を読んでいる最中もずーっと頭の中でグルグル回っていた。

帰宅し、思い出したように空港の袋を開けてみた。
ジュース、クッキー、携帯ストラップ(なぜか京急電鉄の)、京急の時刻表、
いくつかの広告やアンケート類・・・で終わりかと思いきや。

まさかの逸品!!!

『能登空港』のカセットテープが入っていた。

聴きたくても聴けません(泣)

さて、一週間、終わってみれば、手元に残ったのは能登空港のカセットと、
キムチたちにもらったドロドロチョコレートだった・・・。

次はいよいよキムチカップルと恐怖の再会inトーキョーである。

つづく。

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衝撃の都市、輪島 
2008.07.20 Sun 
石川県金沢市の呪いのホテルを脱出し、輪島へ行くオイラとミッケ。
今日は一週間の旅の最終日である。
なんとしてでも良きメモリーをメイクしたい乙女心。

海岸沿いをくねくねと辿ること数時間。
やっとたどり着いた輪島は、ものすごい街だった。

なにがすごいって、人がいない。
店もほとんど開いていない。もしくは開店休業状態。
聞こえるのはトンビの声だけである。

・・・いやいやオイラってばまたオーゲサな!
ってこれマジで!!

海辺にがら〜んとした駐車場を見つけたのでそこへ車を停め、
いちばん人がいるだろうと思われる商店街と思しき道を歩いてみた。

・・・歩いてみた・・

    ・・・あるいて・・

       ・・・ある・・・
              ピーーーヒョロロロロロ〜〜〜!!(←トンビ)

人はドコ!!!!!

まだ日曜の午後2時なのに誰ともすれ違わないんですけど!

昼食を食べ損ねていたオイラたちは死ぬほど腹が減っており、
もう何でもいいから食事のできるところを探していた。
が。。。何もない。
コンビニすらない。

気付けば前から若い男女が歩いてくる。
「おぉぉ人だ!!」
と感動しかけたが、どうやら彼らも観光客のようだ。
オイラたちと同じく、あまりの過疎ぶりにキョロキョロしているのがわかる。
一瞬彼らと目が合った。
デカい白人と一緒に歩いているオイラは、どう見ても観光客とわかったのだろう。
「やっちまいましたね〜、お互い(汗)」
な視線を交わしてすれ違った。

「ここは・・・ゴーストタウン??」
呆然とするミッケ。

うんうん、そうだよねーどう見てもゴーストタウンだよねぇ・・・。

とりあえずどこかのまともなホテルに行こう。
ホテルに行けばきっとレストランの情報もあるはず!

ちょっと大きそうなホテルを見つけ、受付に尋ねた。
「あの〜、この辺にレストランありませんか?今すぐ食べれるところで・・」

「え?今からですか?そーですねぇ・・・・2時半ですと・・・・」
考え込む受付嬢。

「なければせめてコンビニでも・・・」
譲歩するオイラ。

「あ、一件だけあります!○○ソバ屋といいまして、ここなら開いてます!」
・・・またソバ(泣) しかもノーオプション。

しかしもはやゼータクは言えないので、言われたとおりそのソバ屋に行ってみた。

「いらっしゃいませ〜」
と、ガランとした店内へ通される。
ん?人がいる!・・・と思ったら、さっきすれ違ったカップルだった(爆)

『そ・・そーだよね〜、ここしかないもんね〜(汗)』と思いながら
彼らの隣の席に通されたオイラたち。

ソバが有名な店らしいが、もはやソバなどでは満たされないオイラたちは、
海鮮丼を注文。

「おまたせしました〜」
と、運ばれてきた海鮮丼は4つ。隣のカップルと同時だった。

『そーよね〜よその町からここまで来る途中にレストランなんて一件もないのよね〜
          もはや丼モノなあなたたちのその気持ち、わかるわ〜〜〜〜〜〜』

と4つの海鮮丼を眺めて思った。

食後、トンビの鳴き声を聞きながら本日の宿へ向かったオイラとミッケ。
昨日とは打って変わってステキなペンション風の宿に大満足である。

ホテルに荷物を置いて、
日本海に浮かぶ大きな夕陽を見ながらドライブするオイラたち。
                       海よぉ〜〜オレの海よぉぉ〜〜
ピンク色からやがてムラサキに変わる空。
                       大きなぁ〜〜その愛よぉ〜〜〜〜
ねぇ若大将、ワタシなんだか今夜は飲みたい気分ダワ。
夕飯はどうしようかしらね?

・・・ん? 夕飯?

どこで食べるんだーーーーー!!!(泣)

正直もうあんな過疎街に再び出向くのはごめんである。
ミッケも同感のようなので、ホテルの近くの唯一のファミマで夕飯を購入。

するとそこのファミマ、もはや客は全員近所の知り合いらしく、
フリチンの子供を連れたお母さんや、ステテコ一丁なおじいちゃんなどが、
自由に買い物していた。
その中に観光客のミッケとオイラである。

松方弘樹似の店長(?)は、オイラたちを一瞥し、観光客とわかったようで、
「観光かぃ?」
と渋い声で尋ねてきた。

「ハ・・・ハイ。カンコーキャクです」
若干緊張したが、この松方店長、こわもてだが実はとてもいい人だった。

「あの○○っていう海岸は行ったかぃ?
 あそこは○○が△△でね、ゼヒ行ってごらん。それから××は・・・」
などと10分ほど輪島の観光スポットについて語ってくれた上、
「よかったらこれ・・・」
とパンフレットまでくれた。
まさに街のほっとステーションであった。(それはローソンか)

あまりにも熱心に語ってくれる松方店長の前で、
まさか「明日午前中の飛行機で帰るんです」とは言えやしなかった。

こうしてオイラたちは、最後の晩餐をツナマヨおにぎりで過ごしたのだった。

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サラマンダー! 
2008.07.19 Sat 
岐阜の高山から白川郷を通り、金沢へ移動するオイラとミッケ。

途中、川が『人』という字のように真っ二つに割れる長良川の分水嶺にて、
『右に流れると日本海、左に流れると太平洋行き』
と知り、悠久の自然が辿る運命を想像し、勝手に感動するオイラ。
この水の壮大な運命に比べたら、Y子のオトコなんてこの水の一滴にも・・・(ry
などと妄想しているうちに、蚊に食われるわ、腹が減るわで大急ぎで白川郷に移動した。                                   (Y子の近況はコチラ

この旅が始まってから何度目かのソバを食べ(観光地ってソバ屋ばっかだな・・)、
世界遺産を見学するオイラたち。
歩き回っていると、突然ミッケが声をあげた。

「おぉぉ見て!!サラマンダー!!」

は?サラマンダー???
さらまんどーら〜さらまんどーら〜 火の中の〜龍ぅ〜?

暑さのせいでミッケ、ついに妖精を見たのかと思いつつ指をさされた方を見ると、
なんと、小川の中にサンショウウオがいるではないの!!

「おぉぉぉY子っっ!!」
オイラはY子が例のバツイチ年上オトコとつきあう以前に、あまりにもY子に男っ気がなく引きこもっていたので
『サンショウウオ』と呼んでバカにしていたのであります。 詳しくは
コチラ


「Y子?日本語ではそういうの?」

「いや・・(汗)、サンショウウオだよ」

目の前の体長15センチほどのサラマンダーY子は、本人と同じくシャイなようで、
オイラたちの視線を感じると、茂みの中に逃げ込んでしまった。

生き物大好きなオイラは、もはや目の前の世界遺産などどうでもよく、
今一度サラマンダーY子の姿を見たいと思い、その後しきりに捜索したが、
サンショウウオは、Y子本人と違って、たかだかシロートの東京人に見つかるほど、
どんくさい生き物でもないらしく、二度と会えなかった。

失意の中、白川郷をあとにしたオイラたち。
しかし、この後さらにテンションの下がることが起こったのである。

金沢に着いたころにはもう夕方だった。
とりあえず予約していたホテルにチェックインした。
ところがこのホテル、ユースホステル並に安い値段だと思ったら、
やはり落とし穴があった。

建物自体、日当たりが悪く、どんよりとしている。
5階建てなのにエレベーターもなければ、壁中ヤニだらけ。
ヤニだけでなく、
「タオル等、お持ち帰りになった場合は書面にて相当額の請求をいたします」や、
「宿泊者以外をお連れになった場合は、○分ごとに○円の請求を・・(ry」など、
禁止事項や請求に関する貼り紙だらけ。
廊下には○十年前からそこにあるような、カップラーメンやカミソリなどの自販機。
部屋にはタバコ臭が充満し、蛍光灯はつかない。
テーブルの上や窓際には、ホコリが溜まっていてうっすら白い。
エアコンは動くものの、古すぎて機能しておらず、洗面所をのドアを開けると、
トイレのフタの上やバスタブに、下半身のものと思われる毛を数本発見。
そしてお湯が出ない(泣)。

まるで、サラマンダーY子のどんよりした呪いをふっかけたようなホテルだった。

クレームつけようと思ったが、あの貼り紙や自販機、
受付夫婦の『地方のスナック経営者&ママ風』の人相を思い出し、
「ここはそういうところなんだ」と思って諦めた。

ミッケも、
「なんか・・村上春樹の話に出てきそうなホテルだね・・(汗)」
と、引いている。

そうだね、そんな話あったよね。
ドルフィン・ホテルでしょ?
夜中に廊下が真っ暗になってヒヤッとしたと思ったら・・・
キャーーーーーッ!!ってやつでしょ?
・・・ってやめてよ、ほんとにそんな風に見えてくるじゃん(泣)

と、そんな会話をしつつ、翌朝の一刻も早い脱出を誓い、就寝。
普段チェックアウトギリギリのオイラたちだが、この日に限っては、
どちらからともなく翌朝7時くらいに目が覚めたのだった。

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Y子よ・・・。 
2008.07.17 Thu 
岐阜県の郡上にて、交通事故(?)の被害にあい、
吉幾三似のオレ様警官に振り回されたオイラとミッケ。

幾三事件の詳細は⇒コチラ

幾三の持論↓
「ガイジン=アメリカ人=犯罪のニオイ」
「スウェーデン=連邦国家」
「外国に電話するとき=秘密の暗号の足し算が必要」

このぐらい警戒心の強い幾三がいる限り、郡上は平和な街であり続けるだろう。

そんな新たな発見をくれた街、郡上をあとにし、
オイラたちはお隣の高山市に向かった。

古い町並みを堪能し、高山ラーメン(絶品)で腹を満たす。
あ〜今日は一日平和に過ごせたわ♪・・・と思ったその瞬間だった。

お久しぶりのご登場。

オイラの友人兼、年上バツイチオトコと交際中のY子から、
貞子も目を覆いたくなるような、
どんよりずっしりドロドロ〜としたメールが届いた。

どうやらオトコと一悶着あったようで、その経過がツラツラ書かれており、
結論として別れるらしい。

『もうアタシの傷ってば深くてトラウマになるよ・・・』
と落ち込んだかと思えば、

『でもアタシ、やっとあきらめがついたの!もう前に進むことにした!』
と、勝手に今後の決意表明。

まさに、山アリ谷アリのジェットコースターメール。

終いには、Y子の友人でストーカー癖のあるFちゃんの近況が書かれており、

『Fちゃん、めっちゃ暗いオーラ漂わせてて、対応に困った(泣)』

・・・ってそりゃ今のオイラの立場だ!!!

好き放題に独り言を書き連ねたY子のKYメール。

『じゃ、旅行楽しんでね』

と締めくくられていた。

・・・この状況で楽しめるかっつーの!!!(怒)

Y子よ、勘弁しておくれ。

こうしてどん底ムードの中、高山ナイトは更けていったのだった。

テーマ:今日のヒトリゴト。 - ジャンル:恋愛

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トンデモ警官、幾三現る。 
2008.07.14 Mon 
KYなカップルから解放され、ようやく二人っきりの旅が始まったオイラとミッケ。
今日は彦根から郡上八幡にレンタカーで移動し、一泊する予定である。

コトの経過は超・空気の読めないカップルから順にご覧ください。

ところが、期待して行った郡上八幡にて、事件は起こったのである。
***************************

国道を通りいくつか山を越え、郡上市についた。
有名そうなソバ屋で昼食をとり、
そのまま車をソバ屋の駐車場に置かせてもらい、
街を歩くことにした。

「キャハハハハ♪やだもぅッ!冷たいじゃないッ♪ パシャッパシャッ(←水かける音)
「アハハハ〜♪ ほら見て、あそこに魚がいるよ!」
「キャーー赤いおさかな超かわいいかもしんまい!!!(はぁと)」

こんぐらいアホになれる勢いで散策を満喫していたオイラの元へ、
電話がかかってきた。
『ったく誰だよこんなKYな電話〜、キムチか??』
と、思ったがレンタカーの会社からだった。

「もしもしオイラさん?今郡上にいらっしゃると思うんですけど、
 駐車中に他の車にアテられたみたいなんで、今すぐ車に戻って確認してください」

うえーーーめんどくせーーー!

仕方なくミッケと車に戻ったところ、オイラたちの車を囲んで地元警官二人と、
加害者の男性二人がオイラたちの到着を待ち構えていた。

オイラを見た吉幾三似の警官が、待ちかねたように詰め寄ってきた。
「ちょっとアンタ!この車の人??免許証出して!早く!」

え・・・ナニナニこの張り詰めた空気??てか車、全然無事じゃね?(汗)

「申し訳ありませんでした!!!」
と、平身低頭の加害者男性。

「あ、どうも・・・。どこぶつかったんですか?」

「ハイ、ココです!」
と、指をさされた場所は、角っちょのち〜ちゃいち〜ちゃいカスリ傷だった。

「あ、ハハハ・・・こんな程度なんですね、大丈夫ですよ〜。
 レンタカーで保険入ってるし(え?よくない?)

と、努めて和やかに収めようとしていたオイラに、再び幾三が詰め寄った。

「ホラちょっとアンタ!早く免許証!!」

「あ、はいはい、あのー運転手はわたしではなく彼なんですが・・・」

と、ミッケを見ると、ミッケは何を言われているかわからないけれど、
とりあえず幾三の語気が殺気立っているのを感じているようだった。

「ミッケです!」

と、緊張した面持ちで幾三に名乗るミッケ。

「え・・この人が運転手?免許証出して!!
 ちょっとアンタ、この人なに人?アメリカ人か?ここで何してんの?」

「彼はスウェーデン人です。私たちは観光客です」

「スウェーデン?・・・って何語だ?英語しゃべるのか?」

「はい。まぁ基本はスウェーデン語ですけど」

「そうか、英語じゃないのか、そりゃ困ったな」

『エ・・・何が困るの?英語もできるって言ったじゃん。
 てか今この場でミッケが英語で何か言っても、
 幾三が直接会話できると思えないんだけど・・・・・(汗)』

オイラはそう思いつつ、
ミッケの国際免許証とパスポートを差し出すと、幾三はそれをぶんどり、調べた。

「ちょっとアンタ、このパスポート、いつ入国したかわかんないよ!
 あとこの免許証、写真とサインがないじゃない!どーなってんの?えぇ??」

幾三はまるで、
『警察24時』の歌舞伎町不正外国人労働者摘発現場のような口調だ。

「え?そんなはずないですよ、ちゃんと見てくださいよ」
オイラはミッケのパスポートの中から入国印を指し、
免許証の内折りになっているページをめくって写真とサインを見せた。

「あ・・・ここか!折ってちゃわかんないでしょー!ホラここだぞ!」

幾三は軽く逆ギレし、キテレツくんのような若い警官にそれを見せた。
彼は幾三に言われ、何かを一生懸命メモっていた。

「ちょっとアンタ、これ、どれが姓なの?」

免許証は『名:ミドルネーム:姓』で書かれていたので、そう説明した。

「あ〜・・てことは、苗字から書くからこっちを先に書け!・・いや待て、
 ミドルネーム??こっちが姓でこれが苗字だ!・・・ん?いや違うな」

幾三は、大混乱していた。
キテレツくんはそんな上司に文句も言わず、言われたとおりに記録する。
笑いをこらえるオイラたち。

「で、これはこの人の車?日本の住所は?」

「コレは滋賀で借りたレンタカーで、私らは旅行者なのでホテルも毎日違います」

「それじゃぁ困ったな、住所不定じゃなくて住居不定になってしまう。
 住居不定なんだぞ、住居!(得意げにオイラの顔を見る)」

「はぁ・・・。で、どうすんですか?」

「じゃあ同乗者ってことで、アンタの実家の住所でいいから教えなさい」

「はぁ。東京都・・・○X△」
キテレツくんが一生懸命書き写しているので、
ゆっくりめに住所を言ってあげるオイラを、
『コイツ、嘘じゃあるめぇな??』と眼光炯炯、大げさにオイラを観察する幾三。

「あのー、本人の(ミッケの)住所ならわかりますけど?」
キテレツくんからノートとペンを借りてミッケの住所と電話番号を書いた。

『○○通り123番、△△県、スウェーデン』
『電話:+46(0)00-0000-0000』

・・・幾三、絶句。
ミッケの連絡先は、幾三にとって宇宙人のそれと同じくらいハードルが高かった。

「・・・オイ、どうやって読むんだ?全部ふりがな書いて!
 このスウェーデンってのは連邦とかつくのか?」

「スウェーデンは王国です」
再びキテレツノートを渡され、ふり仮名を全部ふるオイラ。

「王国?オイ、王国だぞ!」
相変わらずオレ様口調でキテレツくんにオウム返しする幾三。

「この○○123ってのはなんだ?」

「これは道の名前と番地です。表参道とか明治通りみたいな」

「あ・・・そう。(しばし考え込む幾三)
 あ〜わかった!外国は全部逆から書いてあるんだな!な、そうだろ?
 オイ、これ逆から読むんだぞ!(したり顔でキテレツを見る幾三)
 で、この電話番号の+マークは何なんだ??えぇ?」

「国際番号ですけど?電話するときに市外局番の前に国番号入れますでしょ?」

「は・・・????」

「ですから、頭につける国コードって意味のプラスですよ」

「でもどうして『足す』なんだ??足すってどうやるんだ?えぇ?」

処理能力、初代ウィンドウズ並の幾三を取り囲み、
その場にいた幾三以外、全員が『+』を理解していた。

全てわかっているらしいキテレツくんは、上司・幾三のプライドを傷つけぬよう、
何も言わずに黙っている。

オイラは再三、国コードの説明をした末、やっと理解した幾三。

「おぉわかったぞ!よし、これで大丈夫だな!
 現場確認オッケー、住所・電話・名前オッケー!よし、引き上げるぞ!」

・・・たったそれだけのことに一体何分かかっただろう。
全てはオレ様警官・幾三のせいで、幾三主演による、

『洞爺湖サミットでテロ目的!? スウェーデン連邦の住不定アメリカ人密航者、
 水の都郡上にて無免許運転、交通事故が原因で地元警官・幾三お手柄検挙』

ぐらいの大事件に脚色されてしまった。

幾三があまりにも滑稽だったので、
オイラたちは、あとから幾三の所属と思われる警察署の前まで行き、
建物を記念撮影した。

その後ミッケは、郡上を出るまで細心の注意を払い、運転した。
「だってここで事故ったら、またあの人が来るんだよ?(笑)」
と、言って。

皆さんも郡上へお越しの際は、どうぞお気をつけください。

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前半戦終了 
2008.07.13 Sun 
ミッケの夏休みの来日を心待ちにしていたオイラ。
4ヶ月ぶりにようやく会えると思ったら、オイラとはたいして仲良くもない、ミッケの親友とその彼女(通称・キムチカップル)が後を追うように緊急来日forバケーションの計画が浮上。アンド決行。

日本の知識ゼロ・計画性ゼロ・やる気もゼロ なキムチカップルのお世話なんてお断り!
・・・と言いたいところだったがそうもいかず、しぶしぶ数日の旅を同行するハメに。
 
前半戦ともいえる、二日間の合同観光を経て、いよいよミッケと二人旅の始まりである。

コトの経過は超・空気の読めないカップルから順にご覧ください。

*****************************

神戸で無事、キムチカップルとお別れできたオイラとミッケ。
二人の共通の友達、シンくんと1年半ぶりの再会をするために草津へ向かった。

シンくんの彼女やその友達など、数名が居酒屋に集合した。
シンくん以外、みんな初対面だったが、とても楽しかった。
キムチたちのあとなので余計に。

先日オイラはミッケと、
「なぜガイジンは飲みの席やレストランで、ちんたら注文するのか」
と話し合っていた。

オイラ:
「なんでガイジンってさー、席についてサッサと注文できないの?
 とりあえず座ったらベラベラしゃべって、
 店員が注文取りに来てからようやくメニュー開いて、
 またしばらく考え込んで、
 そのうちまた『ところでさ〜ベラベラベラ』と脱線して、
 また店員が来て、慌てて『じゃ、ビール』って。
 だったら座った瞬間にビールでいいじゃんって思うんだけど。」

ミッケ:
「確かに。というか問題は、ガイジンじゃなくて、スウェーデン人なんじゃない?
 外でテーブル席に座って注文することに慣れてないんだと思う。
 普段の生活の中で焦るということがまずないし、
 飲み屋を予約なんてしないし、飲み屋に時間制限もないし、
 お酒を注文するときはカウンターに買いにいくし。
 アメリカ人だったらきっと、
 『早く注文しろ、あと○分以内に注文しないとチャージ発生するぞ』
 みたいなのに慣れてるからサッサと注文できるだろうし、
 イギリス人なら『とりあえず全員ビール』だろうし。」

なるほどね。国民総チンタラが原因か。

国民総チンタラの代表のようなキムチとキム子。
ここ数日、そのテンポにすっかり巻き込まれていたオイラには、
鮮やかに決まっていくシンくんたちの注文がとても心地よかった。

翌朝、オイラとミッケは草津で車を借りた。

右ハンドル初体験のミッケに、注意深く交通ルールを説明し、
キムチに負けないくらいのチンタラ走行で、
『ひこにゃん』で有名な彦根に向かった。

『ひこにゃん』は知っていた。
でもまさか、展示会まで開催されていたとは!!
彦根城の隅っこでひっそりと開催されていた『ひこにゃん展』。
『展』って!
ひこにゃんって架空のご当地キャラでしょ???
一体なにが飾られているのだろうかと思ったが、
考えてみたら、ゆるキャラはキムチだけで十分なのでスルー(汗)。

その日はオイラのいきつけ『バーミヤン』を発見し、
迷わずそこで夕食をいただいたオイラたち。
やはり肉もやしラーメンは裏切らない!
翌朝、朝食のためにわざわざ車で再び出向くほど、ミッケも気に入ったようだ。

二日連続バーミヤンで腹を満たし、いよいよ郡上八幡に出発。
が、この期待の郡上八幡で、まさかの事件が起こったのである

つづく。

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キムチ女、一勝。 
2008.07.12 Sat 
ついに日本上陸を果たしたキムチカップル。
KYなシュートも、ブッフォン級のファインセーブでどうにか初戦をクリアしたオイラ。
翌日は合同で神戸観光である。

コトの経過は超・空気の読めないカップルから順にご覧ください。

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ホテルで朝食をとるオイラたち4人。
朝食といってもゆでたまごとトーストしかない。

ゆでたまごが嫌いなオイラはパンのみだ。
それでも3人に比べてアリのようにちいさいオイラには十分である。

ふと見るとキムチ女(178センチ)、ゆでたまご2個も食った挙句、トーストも完食。
さらにキムチオトコの残したトーストまでたいらげた。

・・・よく朝っぱらからそんな食えるな。

と思うオイラの傍から、彼女は言った。

「朝食ってもっとショボイかと思ったら、意外とイイもの出るのね〜♪(キャハ)」

・・・。

普段何を食っているか知らないが、まぁ満足してるようなので放っておいた。

食堂から部屋へ戻る途中、無料で使えるパソコンを発見。
すかさずパソコンに近寄るキムチ女。

「そういえばアタシたち、今夜からホテル決まってないのよね〜。予約しなきゃ!」

そう言って彼女が真っ先に開いたページはフェイスブック。

この時点でチェックアウトの時刻の15分前である。
(キムチ女、食いすぎのため朝食時間が押した)

拳に力が入ったが、般若心経を唱え、必死で耐えるオイラ。
その後も、チンタラのろのろダラダラ〜と英語でホステルを検索しているキムチ女。

両者一進一退の攻防戦である。

はんにゃーは〜ら〜みった はんにゃーは〜ら〜みった・・・

チェックアウト遅れすぎて追加料金取られたらどうしよう。

はんにゃーは〜ら〜みった はんにゃーは〜ら〜みった・・・

そして、神戸行きの計画がどんどん押しているではないか。

はんにゃーは〜・・・・コーション!コーション!

限界に達したオイラは、ついにキムチ女に道を譲った。

「日本語のサイトで探してあげるから、パソコン貸して」 と。

こうしてオイラは、その先全てのキムチたちの宿をその場で予約したのだった。

「毒を食らわば皿まで」である。


無事チェックアウトしたオイラたち一行は、神戸へ向かった。

新神戸ロープウェーに乗り、山の頂上のハーブ園に行く。
行きはロープウェーだが、帰りは徒歩で下山すること40分。

途中の山中でキムチ女は叫んだ。

「キャ〜!あの鳥、かわいいかもしんまい!!!(はぁと)」

まぁ山ん中だしねー、きっと珍しい鳥なのかな、なにかな〜なにかな〜♪

とワクワクで駆け寄ったオイラは、またもや衝撃を受けることになる。

キムチ女が指差していたその鳥は、

どこにでもいるフツーのカラスである。

暑さのせいか、キムチ女のフェイバリットカラスは、大音量で鳴きわめいていたが、
ばっしゃばっしゃとカラスの写真を撮るキムチ女に、気味悪がったカラスの方から逃げていった。

その後、なんとか下山したオイラたち一行は、神戸牛のランチコース4500円をいただき、無事キムチカップルとお別れして草津に向かうことができたのである。

「キムチカップルと恐怖の再会編」カミングスーン!!

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キムチカップル、日本上陸の巻。 
2008.07.08 Tue 
無事にミッケとの再会を果たしたオイラ。

ピンク街の怪しいビジネスホテルを拠点に、
二人っきりで大阪を観光できたのもわずか1日。
翌日には、ついにキングオブKY、キムチカップルの恐怖の来日が控えていた。

キムチカップルについては空気の読めないオトコから順に読んでいただければわかります。

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時刻は午後4時、一通り観光を終えたオイラは、
間近に迫ったキムチカップルとの戦いに備え、
ヨドバシカメラ梅田店のマッサージチェアで入念にカラダをほぐしていた。

ミッケのケータイが鳴る。

「キムチたちホテルに着いたみたい。
あのホテルに自力で辿り着けたなんてキムチすごくない??」

と、ミッケ。

まぁ確かに、今までのゆる〜いキムチを思えば奇跡だ。

オイラとミッケは、彼らを迎えに行くべくホテルに戻った。
部屋番号を頼りに行ってみると、
と・・隣の部屋かよ・・・(悪寒)。

会って早々、キムチたちはお土産、と言ってデカイ板チョコを二つくれた。
うゎ〜好きなブランドだ〜キムチ気が利く〜、と思った瞬間だった。
が、・・・・・溶けとるよ〜〜(泣)
暑さでぐにょんぐにょんに軟らかくなったチョコは恐ろしくて開けられなかった。

その後もこのチョコは、暑さのせいで食べる気にもなれず、
破裂が恐くてカバンにも入れられず、
一週間ずっと手荷物となってオイラの旅に付いて回ることとなった・・orz。

頭上で飛び交う久しぶりのスウェーデン語ナマ会話にしばし戸惑いつつ、
4人で夕飯を食べに出かけることになった。

ミッケの希望でトンカツ屋に入る。

「ナニにしよーかしら〜 ウダウダのんべんダラダラ〜」
と、英語のメニューを見て決めあぐねるキムチ女。

せいぜいロースかヒレかで悩むぐらいしか選択肢はないのだが・・・。

さらに、ビールをアサヒにするかキリンにするかでまた果てしなく悩んでいる。

これが『ぶらり途中下車の旅』ならば、
「おーやーおーや、困った人たちですねぇ〜」
と、滝口順平にたしなめられるに違いない。

トンカツを食べながら、キムチ女は言った。

「はぁ〜、アタシたちこの先アナタなしで大丈夫かしら〜」

・・・ナニナニ?どーゆーフリですかソレは??
普通の旅なら一緒に行っても別にいいけど、今回ばかりは事情が違うんじゃい!
それでも一瞬、「じゃあこの先も一緒に・・・」と言いそうになったが、
やっぱりここで情に流されたらオウンゴールだ!と思い、ディフェンスに徹した。

「別府も広島も観光地だから大丈夫だよ。
ところで別府って誰が選んだの?オイラ別府って日本で一番いい温泉だと思うよ!」

と、多少彼らのやる気をくすぐるパスを出してみた。

「ホントにぃ〜?やったー♪別府ってアタシのセレクトなのよ!!(得意げ)」

「うん、そうだと思った・・・( ̄∇ ̄ ;)」
とは言えやしないので、つとめてポジティブに励ました。

そしてその後もオイラのディフェンスは続くのであった。

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オイラ、大阪へゆく。 
2008.07.08 Tue 
一週間の中部北陸の旅を終え、
ミッケと能登空港でお別れして一足先に東京に戻って参りました。

今日の記事は「超・空気の読めないカップル」を読んでいただいたほうがわかり易いです。
*****************************

キムチカップルのKYな来日に、怒りで体がサイヤ人になりつつも、
ミッケとの再会にかろうじてウキウキしながら大阪へ旅立ったオイラ。

オイラにとって、今回の旅の最大のワクワクポイントは、
郡上八幡〜白川郷〜高山だと思っていたため、
どうしてもそこだけはミッケと二人っきりで楽しみたい。

そう思ったオイラは、旅立ち寸前にミッケに提案した。
「ねぇ、キムチたちせっかくJRのパスあるんだから九州とか広島どうよ?
初めて日本に来るなら本州だけじゃなくて、離島と宮島はオススメだよ。」
と。

要は、「離島に追いやれ作戦」である。
本当は韓国あたりを提案して「国外追放作戦」にしようかと思ったが、
100歩譲って国内を提案した。

そして待つこと一時間。

キムチたちの旅の予定表は更新された。

7月4日、別府で温泉(はぁと)
7月5日、引き続き別府
7月6日、広島でミュージアム

である。

広島のミュージアムってナンだ??と思ったが、きっと原爆ドームのことなのだろう。

オイラは子供の頃、オヤジに長崎の原爆資料館に連れて行かれて、
それ以来、歴史の授業で戦争の項目になると保健室に避難しなければならないほどトラウマになった。

まぁ、ミュージアムなんてそんな軽いノリのもんじゃないってことを
行ってみればわかるだろう。

とりあえず無事オイラの「約束の地・岐阜」はキムチの侵攻を免れたのだ。

これで安心して眠れるゼ、と思い、夜行バスに乗車したものの、
デリケートな都会人は、揺れ過ぎて一睡もできず・・・orz。
シモの心配より、酔いの心配をすべきだった。

ヘロヘロに衰弱しきった頃、バスは難波に到着した。
朝食用のカフェを探すのが面倒で、そのまま関空まで一気に移動した。

関空内のローソンでおにぎりとからあげくんレッドを買い、ベンチで食べる。

食べる・・・たべる・・・たべ・・ ぐおおおおお

眠い!!!

時刻は朝9時。ミッケ到着まで3時間ぐらいある。
死ぬほど眠いが、荷物があるから寝るわけにもいかない。

トイレに駆け込み、バシャバシャと洗顔し、歯を磨く。
そういえば久しぶりにミッケに会うんだから、化粧ぐらいするか、と思い、
念入りに化粧をした。
気づけばスウェットにデニムのくせにフルメイクというアンバランスな仕上がりになっていた。
それでも眠気は飛ばず、空港内をウロウロ。
ベンチに座ってはウトウト。

その繰り返しで待つこと4時間。

1時間遅れでミッケはようやく到着した。

二人でホテルを探してウロウロするが、いっこうに見当たらない。
まさかこんな風俗街にあるわけないだろう、というような衝撃的な場所にホテルはあった。

窓を開ければ「無料風俗案内所」が目の前にある怪しげなビジネスホテルを拠点に、オイラたちはその日、大阪を観光した。

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